盲目のセラピスト松山真由美
Matsuyama Mayumi
松山真由美のプロフィール
主な資格
- 美容師・管理美容師・アロマセラピストカイロヒーリング・フットリフレクソロジー・アロマセラピスト講師・心理カウンセラーほか
著書
経緯
- 大阪府出身。大阪の美容学校を卒業後、12年間美容師として活躍。
- 28歳の終わりから、2年ぐらいかけて原因不明の難病により失明する。
- その後、縁あって美容師仲間だった真二さんと再会し32歳で奇跡的に結婚。
- 2007年、スピリチュアルアドバイザーに呼ばれ初めて沖縄と出会い読谷村を知る。
- 2008年、読谷村の「トータルヒーリングスクール アイナ」に約1カ月の留学。
- 2008年10月4日(天使の日)に自宅サロンを開業。
- 2012年10月4日、自宅から真二さんの美容室に場所を移し、美容室とエステとネイルとまつげエクステと本格ヘッドスパなどのトータルビューティーサロンを夫婦で開業。
- 2012年10月、世界中の平和を願い「光の羽ほっこりあんからのメッセージ」を出版。
- 2018年、日本中を笑顔で元気にするために沖縄の読谷村に拠点を移し、「ほっこり美容村アトリエ」を夫婦で開業。
- 2018年、盲導犬と愛を伝えるために「光の道ラシッドからのメッセージ」を出版
- 2021年10月4日、夫婦で大人の癒し留学 [ 天使の羽工房 ]を開校。
松山真由美の想い
20年前、原因不明による失明という、まさかの悲しい宣告。
それまで視力には自信があり、美容師として何不自由なく生きてきたので、これから先もこの生活が続くことが当たり前だと信じていました。
そんな華々しい自由な日常が突然奪われてしまい、生きる勇気をすっかり無くし絶望の日々に...。
しかし、その後家族や友人に支えてもらいながら、数々の困難を乗り越えて少しずつ前を向けるようになってきました。
するとその頃、不思議なご縁によりここ沖縄の読谷村に凄い勢いで導かれたのです。
沖縄も読谷村も失明してから初めて訪れたのですが、読谷村はまだまだ弱っていた私のことを丸ごと受け入れ大きな愛で包み込んでくれました。
そんな運命の出会いから私自身が、読谷村で友人に助けてもらいながら一ヶ月の短期留学をすることとなったのです。
ですが、青い海や青い空や綺麗な夕日やサトウキビ畑など、読谷村の素晴らしい景色が一切見ることの出来ない私は、視覚以外の感覚で読谷村に絶対的に癒しのエネルギーを入れてもらっていたのだと思います。
だからこそ、そのおかげで光も感じない私が、見えている人と同じように覚えることが出来たのですが、あれは、読谷村でなければきっと無理だっただろうと今でもハッキリと言い切れます。
そうして、読谷村の学校を卒業してからすぐに自宅の一室を改装して2008年の10月4日(天使の日)にオープンした自宅サロン。
自分だけのお城を持てたようなあの日の感動は今でも忘れられません。
そんな私だけのお城で真っ暗の中、何人もの身体に触れていくうちに、だんだん見えてきた本当の世界。
人間の身体は、疲れて傷ついたマイナスのエネルギーが貯まってくると、少しずつ冷えて固まってくる。身体がカチカチになって固まってしまうと、間違いなく心も堅くなる。
それと、人間の身体には、7つのチャクラがあるといわれていますが、体内のエネルギーが常に入れ替わるエネルギーセンターであるチャクラが弱ると、宇宙からのエネルギーの受信発信が弱ってしまう。その中でも一番重要な胸の間にあるハートチャクラ。
読谷村のエステの学校で、まず初めに学んだのが肩甲骨の解放でした。
初めはなぜこんなに肩甲骨の解放ばかり教えられるのかよく分からなかったけれど、その内にだんだん盲目の私には肩甲骨が天使の羽に見えてきたのです。
肩甲骨に貯まりやすいという傷ついたマイナスのエネルギーを浄化し、宇宙に返してあげると、だんだん閉じていたハートチャクラが蘇っていくのと同時に、天使の羽が綺麗に蘇ってくるのです。
毎日毎日、いろんな人の天使の羽を出していると、天使の羽はハートチャクラを解放して愛を溢れさせてくれる愛の羽だということに気づきました。
現に、始めは身体中が歪み「もう疲れた、やる気が出ない」と病んでいた方が、歪みを戻して天使の羽を復活させる施術が終わり起き上がると「あー幸せ!飛んで帰れそう!天国にいるみたい!」と、全くと言って良いほど別人になるのを何度も何度も見てきました。
その度に「人間は天使の羽を出すと、身も心も開放され元気になるんだ!天使の羽が出ていると、世の中のマイナスと繋がらなくなるからストレスを感じなくなるんだ!そうすれば病気にもならないし、いつまでも元気で若々しくいられるんだ!」と気づき、それからというもの私は天使の羽を出すことに命を燃やして来ました。
まるで、天使のはね復活工場かのように、カチカチに固められて動けなくなった羽を何が何でも発掘し、また元のようにフワフワと飛び回れるように修復して送り出す。
そんな天使の羽の修理工場のような工房が日本中に出来れば、日本中の人の天使の羽が出て、日本中が笑顔で元気になるのにな!そう思いだした頃、目に見えない大きな力に導かれ、今度は私たち夫婦が読谷村に拠点を移すことになりました。
いつしか「日本中を笑顔で元気に!」ということが私たち夫婦の願いであり目標となっていたのですが、そんな私たちだからこそ、読谷村で学んだことを全国に伝えるためのスクールをすることが使命なのだと思っています。
2018年に沖縄の読谷村にサロンをオープンし3年がすぎ、ついに「天使の羽工房」という、今までの思いが全て詰まったスクールをスタートさせる日がやって来ました。
私たちが与えられた全知識を私たちと同じように身体中に詰め込んで帰ってもらいたい。
盲目の私が身体で覚えた技術を、今度は見えている人に私と同じように身体で覚えてもらいたい。
どうしても人間は目で生きているので、表面でしか判断ができません。
しかし、目をつぶって視覚を閉ざしてみると、不思議なぐらい内側が見えてきます。
この能力は盲目だからあるわけではなく、誰もが本当は持っている能力です。
それを目覚めさせられるかどうか、ただそれだけなのです。
普通に表面を見たり知識を詰め込んだりという今までの学習の世界とは違い、とにかく視覚以外の感覚全てを目覚めさせること。
そのためには、今までの思い込みを手放し、本能のまま身体で感じ取り覚えていくと、あまりにも簡単に覚えられるのでびっくりしますよ。
それに、頭で考えて理解するのではなく、身体で理解して身体で覚えたことは絶対に忘れません。
まずは、何よりも今までの思い込みの鎧を脱ぎ捨てて、自分自身の天使の羽を出すことです!
次に、天使の羽を綺麗に保つには、正しい姿勢でいることが絶対的に重要なので、自分のためにがんばってくれている身体に感謝をしながらメンテナンスをすること。
そうして身も心も解放され、今までの自分から新しい自分に生まれ変わり、天使の羽を羽ばたかせながら、視覚に惑わされない本物の技術を身につける。
そして、私たちと同じように、地元に帰り、自分だけの「天使の羽工房」を開いて、自分の手のぬくもりで皆を笑顔で元気にしてあげる。
そうすれば、日本中に私と同じ技術ができる人が増えて、どんどん良い連鎖がうまれるので、そこで、ストレスにやられ弱ってしまった天使の羽を蘇らせてあげてほしい!
そんな愛に溢れた人がいるサロンが日本中に出来れば、必ず世の中に愛が溢れて素晴らしい世界になる!
これは決して私たちだけが望んでいるのではなく、全ての魂が望んでいることだと思っています。
今現在、何かがしんどい、毎日が楽しくない、もっと自由になりたい、人に喜んでもらえる人間になりたい、天職につきたい、などなど、何かを変えたいという方は、ぜひ勇気を出して行動に移し読谷村に飛んできてください。
あなたの中で長い間眠っていた才能が開花するグッドタイミングが来ていますよ!
そんな大きな転機を迎えられた全国の方に、読谷村の魅力を最大限に感じてもらいながら、盲目の世界から産まれた世界でたった1つの技術を伝えたい!
私たちは、ただただ皆さんに私たちが経験してきたことを伝授する役目です。
そうなのです、これからはあなたが、日本中を笑顔で元気にする出番です!
ぜひぜひ「天使の羽工房」を卒業した皆さんが光り輝き、その光で世の中を明るく輝かせてくださいね!
<著書1冊目> 光の羽 【ほっこりあん】 からのメッセージ
単行本(ソフトカバー) 2012/11/1 松山 真由美 (著)
2001年3月、美容師の著者は左目に異常を感じ、以来6回の入退院を繰り返し、30歳で完全失明。しかし、32歳で結婚。その後は沖縄でトータルヒーリングを学び、今や盲目のセラピストとして活躍。2012年10月には心と体に優しいトータルケアをする美容室を開いた。受け入れがたい苦難に遭いながらかつての生き生きした日々を取り戻していく様に心打たれる自伝風エッセイ。
<著書2作目> 光の道 【盲導犬ラシッド】 からのメッセージ
単行本(ソフトカバー) 2018/2/1 松山 真由美 (著)
失明して以降、10年来の宿題であった盲導犬との暮らしが始まった。最初のうちは段差に足をとられたり、溝に落ちたり。おまけに盲導犬をつれていると、店に入るのも旅行するのも難しい。それでも「諦めたらダメですよ!」という〝ほっこりあん先生〟はじめ、周囲の人々の多くの愛につつまれて、私は盲導犬ラシッドと歩いていく。愛のメッセージがたくさん詰まった奇跡の成長物語。
二週間で生涯使える『技』が身につく!
大人の癒し留学 天使の羽工房
視覚に頼らず宇宙エネルギーをとり込む!